| [16] 環境負荷の少ないシロアリ駆除システムを中国が採用 (農業協同組合新聞 08年10月10日) |
|
[ニュース概要]
ダウ・アグロサイエンスは2008年8月、中国国家環境保護総局による国有資産保護プロジェクトとして、「セントリコン・シロアリ駆除システム」を使った第1段階のシロアリ防除を開始し、10万個のセントリコン・ステーションを防除対策地区の400か所に設置した。 同プロジェクトは世界銀行がすすめている、現行の環境負荷が高いシロアリ駆除や殺虫剤の代替品と利用を促進するもの。中国がダウ・アグロサイエンスのセントリコン・システムを採用したことで、世界初のプロジェクト実行となった。 同システムは、殺虫剤を何千リットルも散布する従来の方法に比べ、必要な時必要な量、数グラムのベイト剤だけを使うもので、00年7月に米国政府が制定する「環境にやさしい化学」分野の環境栄誉賞を受賞している。日本でも比叡山延暦寺や浅草寺などのシロアリ駆除に活躍している。 ダウ・アグロサイエンスは今秋から始まる第2段階プロジェクトにも入札し、同システムのさらなる発展を目指している。 |
| [16] コメント 2008-10-18 |
|
セントリコン・シロアリ駆除システムはベイト工法と呼ばれるシロアリ防除方法の一つです。シロアリのエサとなる木材などを地中に埋めておき、定期的にそのエサ木を点検してシロアリがついていた場合に薬剤を投入するという仕組みです。現在、主流となっている防除方法では薬剤を大量使用してしまうことからそれに比べてかなり薬剤の量を減らすことが出来るので環境にやさしいということなんだと思います。
しかし、ターゲットがはっきりしないこのシステムはシロアリを無差別に殺してしまう方法です。本来シロアリは森の枯れ木や倒木、弱った木などを分解し土に返す役割を持った昆虫です。ですから、地中に埋められたステーションに木材(エサ木)があれば当然彼らの責任として分解すべき対象となるのです。シロアリは健全な土壌であればどこにでもいる普通の昆虫です。害虫扱いされますがほとんどが家屋に害を与えず、不必要な木材を分解するという環境にはかなり役に立っている昆虫なんです。その環境に役立っているシロアリを無差別に殺すということは明らかに環境破壊です。家屋に害を与えないシロアリは駆除の必要はまったくないんです。庭にいてもいいんです。このベイト工法というシステムの考え方の行き着く先はシロアリ撲滅です。庭すらシロアリの生息を許さなかったらその次は近くのうら山とか近所の森にまで生息を許さなくなり、そのうち山にステーションを埋め始めてしまうことでしょう。駆除(予防でなく)方法の一つとしてイエシロアリや何らかの要因で選択されることはあると思います。しかし、シロアリがどれだけ自然環境に尽くしているかも分からず、被害を被る可能性があるからといってステーションを埋めまくり、まったく関係ないシロアリを殺してしまうというこのシステムの発展は断固として望みません。 |
| [15] フェロモンの正体解明 殺虫剤入れにせ卵で駆除 (毎日新聞 07年08月29日) | ||||
|
| [14] テラピアから殺虫剤 本島内シロアリ駆除で残留 (琉球新報 07年7月8日10時38分) | ||||
|
| [13] 特定商取引法の罰則規定を大幅強化 悪質、後絶たず (FujiSankei Business i. 07年6月4日) | ||||
|
| [12] シロアリに強風で電柱倒れる 乗用車直撃 愛知・東海市(asahi.com 07年02月15日21時11分) | ||||
|
| [11] 環境省 報道発表 「自治体における街路樹、公園緑地等での防除実態調査」の結果について (環境省報道発表資料 2007/01/31) | ||||
|
| [10] セルロース活用始まる(日本経済新聞2007/02/02) | ||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||